人生で大事なことは5つだけ(大木ゆきの)【読書感想】

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「人生で大事なことは5つだけ(大木ゆきの)」

ちょっと最近色々と考える事が多く、この本を再読したので、軽く感想でも書いてみます。

この本と出会ったのは、大学生最後の休みの期間に、一人で東京旅行をしていた時。
多分、地元の本屋にだってこの本はあっただろうけど、私が出会ったのは東京の、帰りの飛行機が飛ぶまでの時間潰しで入った本屋でした。

いっぱいの荷物をキャリーケースに入れてゴロゴロと運びながら、私は本屋の中を適当にうろうろしていました。特に見たいものがあるわけでも無くて、ただの時間潰し。

そして何気なく手に取ったこの本を読んだ時、私は何故か、ボロボロと涙をこぼしていました。(めっちゃ変な人)
周りの人に見えないようにしていたけど、泣いてるのって多分分かりますよね。
恥ずかしい。

この時悩んでいた事とか、今は全然覚えてないけれど、多分社会人になることへの不安が大きかったような気がします。
その不安に、この本が突き刺さったのだろうな。

人生で大事なことは5つだけ、と書いてはいますが、私が特に感銘を受けたのはそのうちのひとつ。

私はありのままで、完全であるということ。

理屈もなく、理由もなく、私はただ私であるというだけで完全なのだということ。
それをまず教えてくれる本でした。

元気な時に読むと若干宗教っぽい気もしましたが、人生を幸せに生きていく上で、この考え方は本当に大事なものなのだとやっぱり今でも思います。
というか多分、誰かにそう言って欲しかったのだと思う。

どうして、人は成長しないといけないのか。
成長することを強要されるのか。そういう事を考えてる時期がありました。
自分一人の力で生きていくためといえばそうなのだろうけど、必要なことは必要な時に学べばいいのでは?と私は常日頃思ってます。

目標を決めさせられて、歩まされて、成長はするかもしれないけども、何か別のものが色々そげ落ちてしまいそうだな、とか勝手に思ってたし、今も思う。

そうだよね、私は私のままで、今の私のままで完全なんだ。
読んだ当初から、そう思えるまでには時間はかかりました。
でも、今は割と素直にそう思える。

誰かに否定されても、でも私は完全だしなって思うと割とダメージを受けずにすむのでおすすめ。
心の平穏を保つということは、案外難しくはないのかもしれません。

ただ、この間この本を再読してみて、今の私が心動かされたのは、

突き抜けるバカになれ

って言葉でした。
そう、今私が欲しい言葉はきっとこれ。

同じ本なのに、私はまた欲しい言葉を貰ってしまった。

そうなると、人生で大事な5つのことの内容を、私はまだ完全に理解してないし、必要とする時期でもないのかもしれない。
それを全部心から理解できたら、なんだか楽しく生きていけそうな気がします。

本が不思議なのは、同じ本でも読む年齢によって受け取り方や感じ方が変わってくるところ。その時々で自分が必要とする言葉を拾おうとするのか。それとも経験がそうさせるのか。

恐らくこれからも、年齢を重ねるに連れ、注意して読まなかったところに目がいくようになるのかもしれないですね。
そう思うと、やっぱり好きな本は手元にずっと置いておきたいなと思うこの頃です。

こんな感じで、理屈も理由もなくても、誰に肯定されなくても、完全な私のまま突っ走っていく!って感じの本なので具体性はないですが、心が苦しい時に読むと、凄く安心できる本だと思います。

やることやって、どうにも人生手詰まりになったら、一度読んでみるといいかもしれません。

以上、感想でした。
では!